環境団体紹介



三重クモ談話会


【代表者】橋本 理市
【団体WEB】
http://miekumo.web.fc2.com/
【設立年】1973年
【会員数】38名
【連絡先】
担当者 貝發 憲治
 kumo@mctv.ne.jp

猛毒である。生き血を吸う。形がグロテスク。などクモ類に対する人々のイメージは極めて悪い。しかし、その実態は全く逆で、大部分のクモは、ほとんど毒性はないか、無毒であり、我々にとって大変有益な動物なのです。最も嫌われている大きなアシダカグモはゴキブリの天敵であり、水田に多く生息するコモリグモ類やサラグモ類は、沢山の水田害虫を捕食して、人知れず害虫駆除で貢献しています。また、スギ林や果樹園など多くの場所で、農薬に代わってクモを害虫の天敵として利用する方法が考えられています。さあ、クモ類に対する誤った認識を改め、正しい姿を学んでみましょう。そこには昆虫に劣らず面白い「クモの世界」が広がっています。

 

・年に数回、県内各地で採集観察会を開催し、クモ類の分布・生態等を調査している。また、随時、研究発表会や学習会を行っている。
・調査研究の結果は、年1回発行の会誌「しのびぐも」で発表している。
・各種団体の自然調査や観察会に調査員・講師として参加している。

一度フィールドに出てクモ類をながめてみましょう。きっとクモの世界のとりこになるでしょう。採集会等の日程や様子については三重クモ談話会のHPに掲載しています。入会希望、参加希望の方は、事務局までご連絡ください。