環境団体紹介


四日市大学
エネルギー環境教育研究会


【代表者】新田 義孝(大学教授)
【団体WEB】
http://www.yokkaichi-ene.com/
【設立年】2002年
【会員数】40名
【連絡先】
担当者 矢口 芳枝
四日市市萱生町1200番地
 info@yokkaichi-ene.com

代表者からのメッセージ

'世界を見つめ、地域を考える'とは、地球温暖化やトリレンマなどグローバルな問題から発想して、地域で具体的に持続可能な社会を形成するためのプロジェクトを興して知的貢献を行うことであり、それが当研究会のミッションであります。 当研究会は、地元に持続可能な社会を目指す人材育成や、そうしたいという気持ちを人々の心に点火する、あるいは持続可能な社会形成に向けたユニークな事業の試行・提案などを通して、四日市から世界に向けてメッセージを具体的に発信していき、真の'世界を見つめ、地域を考える'活動をして行きます。

活動紹介

 三重県を主とした東海地域に'エネルギー環境教育リテラシー'を啓蒙する目的で資源エネルギー庁受託事業'エネルギー教育調査普及事業'を平成14年度から三年間、その後も継続して'先行拠点大学として17年度から更に三年間、'エネルギー教育調査普及事業'を受託しました。地元学校教員らと共同で、エネルギー環境教育に役立つカリキュラムを作成提案したり、その集大成として、絵本'エネ爺の一生'の作成を行ってきました。

 次いで、地元に循環型社会形成である3R(reduce, reuse, recycle)事業を提案する'伊勢竹鶏物語'を環境省受託プロジェクトとして2009年に実施しました。里山に繁茂している孟宗竹、産業廃棄物化しているパン屑や野菜屑、地元企業が開発した微生物などを総合的に利用して、養鶏の配合飼料の使用量を半減し、かつ卵の品質を向上させることに100羽の養鶏で実証したのです。それは、ごみ削減は勿論のこと、LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点であるエネルギーの削減と、安全・安心な食品の確保、地産地消・飼料の自給率(現在鶏飼料自給率11%)向上などを目指しながら多様な環境問題を解決すべく、引き続き事業化ならびに地域の循環型社会形成を目指して事業を拡大中です。